産業保健師としても、飲食店の食育担当としても、十数年間健康教育に携わってきました。
そんな私が、健康教育を行う際に大切にしている事をお伝えします。
1)受講者を主語にした目標をリアルに決める
例えば、
「セミナー終了後、受講者は●●出来るようになっている」など
よりリアルにするためには、受講生の状況が分かっていることが必要です。
その為には、どれだけ事前に受講者の情報を集めたり、受講者の姿を思い描けるか、だなぁと思います。
2)飽きない工夫
受講者が寝てる
受講者がスマホを手放さない
受講者が明らかに内職している
セミナーの内容よりも、受講者が他に気を取られているのは、講師としてはセツナイ。
魅力的で、飽きない内容にするために、私は20分を1コマとして内容を組み立てます。
知識伝達、ワークを組み合わせることで、変化に富んだ時間を提供することが出来ます。
3)受講者にとって発見があり、明日から取り組みたい目標が見つかる内容
現場や実際の生活に、すぐに役立つ内容でありたいなと思っています。
「あるべき論は分かるんですけどね、それが出来たら苦労しないんよ・・・」
私自身が多くのセミナーに参加して、トボトボと帰ったことは数知れず。
役立つ内容にするためには、現場を知り、日々のナマナマしい日常生活を知ること。
ヒントは、意外と自分の近くにあったりします。
今日は、健康教育をする上で、私が心掛けていることをご紹介しました。
皆さんは、健康教育をする時に大切にしている事はなんですか?
自分が主役になっている、健康教育をしていませんか?
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